サッカーに携わる人材の育成

指導者養成インストラクター

そしてもう1つの自分の活動を紹介したいと思います。それは県サッカー協会が開く指導者養成学校のインストラクターとしての活動です。私はこの教育に従事する仕事が大好きです。

このオファーを頂いた時から自分の中であることがはっきりしていました。それは指導者養成の“教師”である以上、自分自身でもそうであったように一般の観客とは異なった目を持ってフットボールを観察し、常に懐疑的であり、考察に長けた指導者を育成しなければいけないということです。常にプロのフットボール指導者が備えているべき能力を生徒達にも求めようとしています。今述べてきたようことはインストラクターとして前に立つ自分自身に日々課していることでもあります。

また、授業で私が提供するコンテンツには以下の三点の条件を満たしているよう心がけています。1つは全てが時代に沿ったものであるということ。もう1つはフットボールの本質からはかけ離れていないということ。そして私自身がアスレチック・ビルバオで日々体験していることにも直結しているということです。事実、授業では最新のテクノロジーを使った下部組織のトレーニングを観紹介しながら行うことも多いです。

私にとって人に何かモノを教えるということは自身が学び続けることを義務化することだとも思っています。常に新しい出来事に対してアンテナを張っていなくてはなりません。そして、生徒が受け取る学びの質が最高のものであるようその為の方法日々見つけていかなければいけません。

私が現在受け持っている授業科目は技術、方法論、コーディネーションです。

 

デウスト大学スポーツ科学部教授 (UD)

科目サッカーの教官