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ヨーロッパの古い街バスク国を知っていますか？僕の国です。そして僕はその国の中のビルバオという街に住んでいます。ここビルバオではフットボールというスポーツ少し特別なカタチで生きているんですよね。人々に強く強く感じられながら存在しているとで言いましょうか。ここにはアスレチック・ビルバオというサッカークラブが存在し、彼らはスポーツの枠を超えた存在としてこの地域の政治・経済・文化の中核を担っています。

その背景には僕たちが一世紀も前に下した大きな決断があると言えます。僕たちバスク人だけがプレーするサッカークラブを作ろうと決断したんです。

そのせいで何か制限を加えてしまったことになったのでは？言われても僕は全くそんなことはないと言うでしょう。寧ろ僕たちは大きく団結し、強いチカラを持つことになりました。事実、我々は長いスペインリーグの歴史の中でFCバルセロナ、レアル・マドリードと並んで一度も２部に降格したことがないクラブが我々アスレチック・ビルバオです。そして僕たちは多くのタイトルを獲得してきました。

こんな前置きをしておきながら、僕がどうしてフットボールが嫌いだなんて言えるでしょうか！